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外装(外壁)材としてのスラクトリー人造石とサイディングとの比較

この記事では、建物の外壁によく使われるサイディングとスラクトリーの人造石(スラックストーン)との比較について、説明いたします。外壁素材として、サイディングは近年ではよく検討されることが多いと思います。

サイディングと、当社のスラクトリーの人造石(スラックストーン)とは、どこが違い、スラックストーンがどのような特長があるのかをご紹介させていただきます。

サイディングとは

サイディングはサイディングボードとも呼ばれ、板状になっている外装材(外壁材)を壁に貼って利用します。材質としては窯業系や樹脂系、金属系などがあります。最も利用されているのが窯業系サイディングで、セメント質と繊維質を主な原料として成形され養生・硬化されたものです。

これらのサイディングボードは、工場などで量産された壁の型であり、直接外壁として使用され、装着後にシーリングは行いますが、更に左官屋さんが壁を塗ったりして、仕上げるようなことは、ほとんどありません。

外壁にサイディングを使用するメリットとは

サイディングのメリットとしては、以下のようなことが挙げられます。サイディング以外の主要な外壁としてはモルタルが使われていますので、それとの比較が主になっています。

  1. サイディングボードとして様々なデザインのものがありますので、オシャレな外壁材を自分の好みに合わせて選ぶことができます
  2. モルタルにはヒビに弱いという欠点がありますが、サイディングでは板状になっているものを張り付けるため、ヒビに強いです。
  3. モルタルと比べて施工時間が短くて済み、材料費や工費も安く上げることができます。

様々なデザインが選べるのがサイディングの大きな特徴

様々なメリットを挙げましたが、やはりデザイン性に優れているというのがサイディングの大きな特徴といえるでしょう。

色も、白系、グレー系、黒系、茶系、ベージュ系とたくさんの選択肢があり。柄についても、石積調、レンガ・タイル調、木目調、塗り壁調など、好みで自由に選ぶことができます。

スラクトリー人造石(スラックストーン)とサイディングを比較して

ここからは当社のスラクトリー人造石(スラックストーン)とサイディングを比較させていただきます。まずはスラックストーンがどのようなものなのかを紹介させていただきます。

スラクトリー人造石(スラックストーン)はサイディングの特性を併せもったセメント系人造石

スラックストーンは白色セメントを主原料としています。モルタル系といえますが、パネルで生産しているため、サイディングと同様の施工ができます。そのためモルタル系の欠点であったヒビ割れにも強いという特性を備えています。

さらにスラックストーンは、オーダメイドも可能なため、サイディングよりもさらに自由なデザインにこだわれるという利点があります。

バリエーションとしてはインド砂岩調やライムストーン調、モカクリーム調、琉球石灰岩調、テラゾー調とたくさんの種類があり、カラーバリエーションも豊富です。

ビルやマンションの外装(外壁)にスラクトリー人造石(スラックストーン)はとくにオススメです

サイディングの場合は、よく個人住宅の外装(外壁)向けに使用されています。それに対して、スラックストーンは、より重厚なデザインを実現しているため、ビルやマンションの外装(外壁)によく使用していただいております。

高級感を出すためにエントランス部分だけでもスラックストーンを使用する、天然石と同じような見た目で耐候性にも優れることから、内装で使っている天然石と組み合わせてスラックストーンを使用する。など、ビルやマンションの新築やリフォームの際にはぜひスラックストーンの使用をご検討ください。

まとめ

サイディングはヒビ割れに強い、施工が楽、様々なデザインから選ぶことができるというメリットがあり個人住宅向けの外装(外壁)としてよく使われています。それに対して、スラクトリーの人造石(スラックストーン)もモルタル系でありながら、パネルで生産しているため、サイディングのメリットを持ちつつ重厚なデザイン性があるため、ビルやマンションの外装(外壁)材としての使用がオススメです。

以下のページにスラックストーンの詳細がありますので、ぜひご確認ください。

スラックストーンの一覧